カクテルにまつわる歴史のお話(^-^)


原始的なカクテルが初めて作られたのは、古代ローマ、古代ギリシャ、古代エジプトの時代だったといわれています。

当時のアルコール飲料であったワインやビールの質が現代に比べてはるかに劣るものであり、その味を補正するための手段として、お酒と何かを混ぜ合わせるカクテルのようなものが飲まれていました。

古代ローマ、古代ギリシャでは、そのまま保存したのでは劣化してしまうワインに熱を加え、凝縮したうえで副材料を混ぜたものを保存しておき、それを水で割って飲むことが一般的なワインの飲み方とされていました。

また、古代エジプトではビールに蜂蜜などの副材料を加えたものが飲用されていました。

また、それまでは常温で飲まれていたカクテルでしたが、中世の時代になると、寒い冬の時期にカクテルを温めて飲むという習慣が生まれました。

近年では、氷を用いた冷たいドリンクが主流ですが、そうしたカクテルが登場するのは実はずっと後の、19世紀末から20世紀初頭になってからのことでした。

氷は近代になるまで貴重品であったから、というのがその理由でしたが、1876年に『カール・フォン・リンデ』が製氷機を開発したことによって、一年を通していつでも氷を入手できるようになりました。

これにより、「マティーニ」や「マンハッタン」といった、現在でもカクテルの代表格とされるレシピが発案されていきました。

それらの新しいカクテルはアメリカで生まれたものでしたが、第一次世界大戦と禁酒法により職を失ったバーテンダーがヨーロッパへ移っていったことによって、全世界に広がっていくことになります。

1920-30年代のヨーロッパにジャズなどのアメリカ文化が流入し、その一部としてカクテルブームが起きました。

イギリスでは第一次世界大戦以前はディナーの前にお酒を飲む習慣はほとんどありませんでしたが、アフタヌーン・ティーの時間に女性も含めた仲間が連れ立ってホテルのバーなどに集まり、強いカクテルを飲むことが当たり前のようになりました。

カクテル・タイムと呼ばれていた、この新しい習慣は、若い世代を中心にあっという間に広まっていきました。

このように現代では比較的色んな場所で、飲まれているカクテルですが、歴史を遡るとこのようなエピソードを経て広まっています。

ふとしたことをキッカケに歴史を紐解くとなかなか面白いものです(^-^)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です